特集1:冬のメガネ選びとレンズのトラブル対策 | メガネスーパー

眼の健康寿命を、延ばす。

アイケア研究所レポート VOL.5

2015年11月10日発行

特集1:冬のメガネ選びとレンズのトラブル対策

今回は、室内中心の冬にピッタリのメガネ選びとレンズのトラブル対策をご紹介します。

室内の楽しみが増える冬は、メガネの見え具合や使い心地が気になる時期!

少しずつ冬の気配が感じられるこの時期。暖かい室内で本やテレビ、パソコンなどに向かう時間が増え、メガネの見え具合や使い心地が気になる時期でもあります。また、暖房器具のそばにメガネを置いたらレンズにヒビが入った、外と室内の温度差によってレンズが曇ってしまう…といったこの季節ならではのお悩みも聞かれます。今回は、室内中心の冬にピッタリのメガネ選びとレンズのトラブル対策をご紹介します。

外出率が低下する冬は、眼の負担が増える?

一人当たりのトリップ数、外出率の秋冬比較

上のグラフでは、秋期よりも冬期の方が1人当たりのトリップ数(交通機関利用の回数)や外出が少ないことがわかります。とくにミドルシニア~シニア世代では、寒い季節の外出は身体的にも辛く、歩行環境や道路走行環境も低下するため、尚いっそう冬期の外出は減少する傾向にあります。

冬は旅やレジャーはもとより、 外出する回数が減少、とくにミドルシニア~シニアは室内で過ごす時間が増える傾向

冬は旅やレジャーはもとより、
外出する回数が減少、とくにミドルシニア~シニアは室内で過ごす時間が増える傾向

言い換えれば、冬は、室内で過ごす時間が非常に長くなる時期です。余暇の過ごし方も、読書をしたり、テレビやパソコンに向かったりという方が増えてきます。そこで注意したいのが、室内での楽しみは眼をよく使うものが多いこと。今まで使っていたメガネの度が合わない、近くが見えづらい、ぼやけて見えるという40代以降の方は、老眼の初期症状かもしれません。早めにメガネ専門店で検査を受けましょう。

ミドルシニア~シニア世代の室内用メガネは、中近~近近の累進レンズが快適!

累進レンズの主なタイプと特徴

老眼用のメガネレンズにはいくつか種類がありますが、近年は1枚のレンズで遠用・中間・近用と度数が変化し、境目もない累進レンズが主流です。室内での生活が中心になる時は、遠くを見ることはさほど重要ではないため、手元から室内の様子までラクに見える「中近」や、近見専用の「近近」の累進レンズが眼に負担もかけず、快適な視界で過ごせます。

「中近」タイプは屋内・室内用のレンズで、手元から3~5m先までスムーズに見ることができます。本を読んだり、テレビやパソコンを見る時間も、そうじや洗濯、料理などの家事をする時も、このレンズなら1本のメガネで快適に過ごせます。とくにパソコンやタブレット、スマホなどの近見が多いという方には、手元から1m先までよく見える「近近」タイプを使い分けるとなお良いでしょう。この「近近」は、「中近」よりも奥行きは短くなりますが、近くの視界はさらに広がります。

20~30代の「スマホ老眼」にも注意!

スマホ老眼

累進レンズのメガネが必要なのは、今やミドルシニアやシニア世代だけに限りません。最近、話題になっているのが、20~30代の若い層に老眼のような症状が見られる「スマホ老眼」。これは、パソコンを見るよりさらに近い距離であるスマホの小さな画面の、小さな文字を見続けることで眼の筋肉の緊張状態が続き、老眼のように眼のピント調節が利きにくくなる状態を示します。ほとんどが一時的なものですが、繰り返すうちに重篤化するケースもあるので要注意です。最近、スマホの文字がぼやける、見づらいという方は、早めにメガネ専門店で検査を受けましょう。若い世代の方でも近見用の累進レンズメガネで眼の負担が軽くなり、症状が軽減する可能性があります。

おすすめの室内用メガネレンズ

室内用のメガネレンズ(累進レンズ)には、さまざまな種類があります。メガネ専門店で正確な検査を行ったうえで、室内環境や見る目的、使う目的に合ったレンズを選びましょう。

HOYALUX MSV Cliarc(ホヤラックス エムエスヴィ クリアーク)

HOYALUX MSV Cliarc(ホヤラックス エムエスヴィ クリアーク) HOYALUX MSV Cliarc(ホヤラックス エムエスヴィ クリアーク)

手元の視界だけでなく、大型テレビなど室内のやや遠方距離の視界にもこだわったMZタイプ、近くから中間距離をラクに見ることができるRZの2つのレンズタイプを展開。 UVカット標準装備のプラスチックレンズ。3タイプの累進帯長(18mm・20mm・23.5mm)の中から選べます。

NIKON PRESIO H&O DuO(ニコン プレシオ ホーム&オフィス デュオ)

NIKON PRESIO H&O DuO(ニコン プレシオ ホーム&オフィス デュオ)

従来製品と比べて、中間を見る距離の領域が拡大し、さらにスムーズなピント合わせを実現するレンズ。室内+外出用にも使えるロングタイプ、テレビを見ながらの料理などホームライフ全般で快適なスタンダードタイプ、パソコンや読書などの手元作業がラクなワイドタイプが選べます。

HOYA Lecture TF A/B(ホヤ レクチュール ティーエフ)

HOYA Lecture TF A/B(ホヤ レクチュール ティーエフ)

とくにパソコンや読書、スマホなど近距離がクッキリ、ハッキリ見える、幅、奥行きが広がるデスクワーク専用です。 UVカット標準装備のプラスチックレンズ。とくに手元のワイド感を重視した設計のAタイプと、奥行きを広げた設計のBタイプから選べます。

メガネスーパーでは、これらのレンズをはじめ、高品質の累進レンズをラインアップしています。さらに業界トップクラスの「トータルアイ検査」や「眼環境チェックシート」、高度なフィッティング技術を駆使して、お客さま一人ひとりにオンリーワンの快適な室内用メガネを提供しています。

冬のメガネレンズのトラブル対策

熱に弱いプラスティックレンズを「耐熱コート」で守る!>

冬は、熱に弱いメガネレンズを 破損してしまう危険がいっぱい!

冬は、熱に弱いメガネレンズを破損してしまう危険がいっぱい!

寒い時期になると、メガネをストーブやファンヒーターのそばに置いたり、焼肉の鉄板や鍋物の湯気で熱くなったり、焚き火に当たるなどすると、レンズにヒビが入ることがあります。プラスティックレンズの基材は、通常、60℃以上に温度が上がると膨張しますが、コート材は膨張しないものが多いため、レンズの表面が地割れのようにひび割れてしまいます。「耐熱コート」は、コーティングによってレンズの膨張を抑えるものです。

温度差でレンズが白く曇るのを防ぐ「防曇コート」

マスクをする季節は、メガネレンズが白く曇る現象が!

マスクをする季節は、メガネレンズが白く曇る現象が!

メガネのくもり止め

近年ではインフルエンザ予防などで、冬場はマスクを着ける方が増えてきました。しかしマスクを着けると、外気で冷えたメガネレンズに温かい息がかかって白く曇ってしまいます。このようなレンズの曇りは、レンズが結露してできる細かい水滴に光が乱反射して起こる現象。これは「防曇(ぼうどん)コート」(超薄膜の特殊コート)を予めレンズに施すことで、レンズ表面の水滴を膜状にして防ぐことができます。メガネスーパーでは、レンズに吹き付けるだけで簡単に曇り止めができるスプレータイプのものも販売しています。

パソコンやスマホの眩しさを抑える「ブルーライトカットコート」

青色光は短い波長で散乱しやすく眩しさやチラつきの原因にエネルギーが強く眼への負担も大

青色光は短い波長で散乱しやすく眩しさやチラつきの原因にエネルギーが強く眼への負担も大

パソコンやスマホ、テレビなどのVDT(Visual Display Terminal)を長時間使うことによって、これらのモニタから発せられる青色光(ブルーライト)による眼の負担を感じる人も増えてくる季節です。室内用メガネを作る際は、眩しさやチラつきの原因となり、眼の健康に悪影響を及ぼすといわれている青色光をカットする高機能コーティングを施しておくと安心です。

アイケア研究所とは

株式会社メガネスーパー(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:星﨑尚彦、以下メガネスーパー)は、 「眼の健康寿命を延ばす」を目的としたアイケアサービスの拡充を図るべく「アイケア研究所」を発足しました。

これは、核となるミドル・シニアを中心とした約600万人の顧客と、医療従事者、そして、多様な商品・サービスを提供する取引先をネットワークし、最先端アイケアの提供を目指すアイケアカンパニー・メガネスーパーの新しい取り組みのひとつです。

この「アイケア研究所レポート」では、毎月、注目度の高いテーマを取り上げ、みなさまに役立つアイケア情報をお伝えしていきたいと考えております。