「第1回 眼から元気にプロジェクト」眼の健康寿命延伸に関する提言・情報発信を行う有識者会議レポート | メガネスーパー

眼の健康寿命を、延ばす。

アイケア研究所レポート 特別号

2015年6月30日発行

「第1回 眼から元気にプロジェクト」眼の健康寿命延伸に関する提言・情報発信を行う有識者会議レポート

今回は「眼の健康寿命の延伸を阻む要因をどう取り除くか」をテーマに、眼に関わる事業に取り組む異なる業種・企業からの参加メンバーが熱い議論を交わした有識者会議のレポートをお送りします。

プロジェクトの背景

デマンド(世の中)とサプライ(医療・事業主)のミスマッチから考える

まず最初に、メガネスーパーは、このプロジェクトの背景ともなっている、デマンド側と、サプライ側の動きのミスマッチとその問題提起について発表しました。

デマンドの現状について

わが国では高齢化が進んでおり、人口構成率では45歳以上が50%以上を占めています(下のグラフ参照)。

年代別男女別人口のグラフ

45歳以上になると老眼の自覚症状のある人が60%以上に増え(下のグラフ参照)老眼鏡用の累進レンズの使用が急激に増えている事も統計で示されています。

眼の負担と老眼の現状

また、眼の疾病については、55歳くらいから白内障と緑内障を中心に増えています。中高年以降は老眼と共に、加齢に伴う眼の疾病が急激に増えるため、生活者の眼環境は大きな変化を迎える時期となります。

また、国民の医療費は今や約40兆円となっており、眼の医療費は約1兆円にのぼります。さらにその中で、白内障の医療費が約2000~3000億円といわれています。未病の段階での眼の疾病対策は、今や個人や家族の問題にとどまらず国家レベルの課題となってきました。

一方、パソコンやスマホ等によるVDT作業(Visual Display Terminal)の多用による眼の負担増大による眼精疲労が増えている事も問題となっています。この眼精疲労とは、単に眼だけの問題ではなく、VDT作業時間が1時間を超えると、70%以上の人が疲労や身体的症状を感じるという調査結果も出ています(下のグラフ参照)。

45歳以上における眼の健康に関する認識状況

さらに近年では、このVDT作業による眼精疲労によって老眼の若年化が進んでいるといわれています。しかし生活者の眼に対する意識や知識は不十分で、45歳以上の老眼世代においても、眼の基本的な機能や老眼のメカニズム、老眼の症状、眼の疲れのメカニズムや弊害等について約90%の方が正しい認識を持っていないというのが現状です(下グラフ参照)。

老眼の症状が出ているのに正しい知識がないために、それを自覚できず放置し、老眼の進行を早めたり、眼精疲労から眼の疾病や身体の不調に繋がるケースも少なくありません。このような状況をいかに改善していくかは、私たち眼に関わる事業者の課題でもあります。

サプライの現状について

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アイケア研究所とは

株式会社メガネスーパー(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長:星﨑尚彦、以下メガネスーパー)は、 「眼の健康寿命を延ばす」を目的としたアイケアサービスの拡充を図るべく「アイケア研究所」を発足しました。

これは、核となるミドル・シニアを中心とした約600万人の顧客と、医療従事者、そして、多様な商品・サービスを提供する取引先をネットワークし、最先端アイケアの提供を目指すアイケアカンパニー・メガネスーパーの新しい取り組みのひとつです。

この「アイケア研究所レポート」では、毎月、注目度の高いテーマを取り上げ、みなさまに役立つアイケア情報をお伝えしていきたいと考えております。