「第1回 眼から元気にプロジェクト」眼の健康寿命延伸に関する提言・情報発信を行う有識者会議レポート | メガネスーパー

眼の健康寿命を、延ばす。

アイケア研究所レポート 特別号

2015年6月30日発行

「第1回 眼から元気にプロジェクト」眼の健康寿命延伸に関する提言・情報発信を行う有識者会議レポート

今回は「眼の健康寿命の延伸を阻む要因をどう取り除くか」をテーマに、眼に関わる事業に取り組む異なる業種・企業からの参加メンバーが熱い議論を交わした有識者会議のレポートをお送りします。

ディスカッション 論点(1) 「啓発」生活者の啓発を促進するには?

生活者の現状と目指すべき方向性

視力低下や眼の疾病に悩まされている人や、恐れや不安を抱いている生活者は少なくないものの「老化によるもの(エイジング)」と「眼の酷使によるもの(健康)」の二大ニーズについては自覚や認識が不足しているのが現状です。

例えば、老眼鏡をかけると老眼が進むという誤った認識から老眼を放置してしまったり、「老化」を認めたくないという抵抗感から老眼鏡をかけないという方は少なくありません。また、一生涯にわたって単焦点のメガネレンズで過ごすという方は多く、近くも遠くもよく見える多焦点の累進レンズという進化型がある事もまだまだ浸透していないのが現状です。

そこで課題となるのは、生活者の利益になる情報を、いかに生活者の視点に立って届けるかという事です。とくに、私たち眼関係の事業者が生活者の啓発を促進する上で重要なカギとなるのは、いかに能動的なアイケアを中心とした健康寿命や健康経営を図っていく生活者を創っていくかということです。

なぜなら、自分の健康維持に関心や高い意識を持つ生活者は、周りの人にも自分が良いと実感した事を伝えようという積極性があるからです。  ここではこのような現状を踏まえつつ、いかに生活者の啓発を促進するか、また、自分自身が健康行動を取るだけでなく周囲にも広めてくれる生活者をいかに支援するか、さまざま意見が交わされました。

生活者に情報発信していく上で、ボトルネックとなるのは?

眼の健康や未病の領域にアプローチしていく上でボトルネックとなるのは、とくに医療の問題というのが大方の意見です。メーカーや小売の立場では、薬事法の問題や医療機関と生活者の関係があるため、商品の有効性を伝えづらい点があることは否めません。とくに未病の領域は、エビデンスが不足しているため、ますますそのアプローチが難しくなるのが課題でした。ここでは、エビデンスに基づいた「気付き」を提供する事の重要性が議論されました。

コミュニケーションターゲットとリアルターゲット

啓発に関する仮説

このプロジェクトにおいて、主要ターゲットとなるのは、シニア、ミドルシニアと考えられますが、リアルターゲットである子どもを持つ親としてであったり、高齢の親を持つ子としてコミュニケーションターゲットになるという側面もあります。中でも非常に重要なターゲットは、「自分自身が実際に必要を感じていて、なおかつ健康に関心の高い方」。

この層においては、例えば、自分が老眼で近くが見えにくいという実感を持ち、それが解消する事で関心を持っていない人にも商品やサービスの良さを伝達してくれる可能性が高いといいます。このような健康行動を取る人を支援するにはどうしたら良いかという議論では、インセンティブを与えるというアイデアもあれば、QOL(Quality of Life=生活の質)を上げる事が目的なのでインセンティブの方向ではないという意見、コーチングという考え方もあるというように、多様な意見が聞かれました。

何を伝えていくべきか?啓発すべき領域は?

啓発に関する仮説

メガネスーパーが、市場調査で老眼の進行や疲労蓄積について、しっかり説明すると約78%の方が「危険を感じる」と答え、約12%の方が「何らかの行動を取りたい」と答えました。さらに適切な老眼鏡の使用についてご説明すると、約70%の方が「具体的に何か対策を取りたい」と答えていることも分かりました。

大切なのは、こちらが何かを投げかけた時に「本当にそうだ」と実感していただくこと。生活者が本当に抱えていた問題が解決できると実感する事によって、その対策に取り組もうとするという事になるという事が、この調査で明確になりました。

「啓発」すべき領域

メガネをかけると近眼や老眼が早く進むという都市伝説においても然り。間違った認識を改め、正しい認識をインプットすることが必要です。老化による視力低下には矯正が必要である事や、加齢はもとより、VDT作業等の眼の負担増によって老眼の若年化が進んでいる事、また、老眼を放置していると、眼の疾患や身体の不調に繋がる可能性がある事を知れば、生活者が早めの対策や処置に積極的になる事ができます。

メガネのフィッティング等も身体のメンテナンスの一部と捉え、それで仕事がより快適に進むという実感が伴えば、ヘルスケアの意識や習慣の向上に繋がり、個人のパフォーマンス向上にも繋がると考えられるでしょう。

「啓発」を切り口とした参加企業様の情報発信の事例

ロート製薬様

ロート製薬

商品情報サイト“お役立ち情報”

眼の症状や病気とその原因、対策などが学べる コーナーをwebサイトに設置しています。

ライオン様

lidea

Lidea くらしとココロに、いろどりを
「ライオン快適生活研究所」が中心となり、くらしの困ったことを解決するアイデアや 「くらし」や「こころ」をより豊かにする アイデアを提供するwebサイトです。

HOYA様

HOYA

商品情報サイト“お役立ち情報”
眼とメガネについて学べるサイト

ルネサンス様

シナプソロジー普及会

シナプソロジー普及会
脳を活性化するシナプソロジーの紹介サイト。

メガネスーパーからの情報発信の事例

ダイレクトメールハガキ

ダイレクトメール

「老眼鏡を使うと老眼が進む」それは迷信です。というキャッチコピーでトータルアイ検査を促進するパターンと、老眼鏡のコンサルティング提案を行うパターンの2種。

マンガ「アイケアライダー」

アイケアライダー

マンガという手法を使って、眼のしくみや症状、 アイケアの重要性をアピール。

https://www.meganesuper.co.jp/content/eyecare-comic/eyecare-rider_03/

商品・サービスのあり方

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アイケア研究所とは

株式会社メガネスーパー(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:星﨑尚彦、以下メガネスーパー)は、 「眼の健康寿命を延ばす」を目的としたアイケアサービスの拡充を図るべく「アイケア研究所」を発足しました。

これは、核となるミドル・シニアを中心とした約600万人の顧客と、医療従事者、そして、多様な商品・サービスを提供する取引先をネットワークし、最先端アイケアの提供を目指すアイケアカンパニー・メガネスーパーの新しい取り組みのひとつです。

この「アイケア研究所レポート」では、毎月、注目度の高いテーマを取り上げ、みなさまに役立つアイケア情報をお伝えしていきたいと考えております。