補聴器の検討について
ご購入の前に
家の中で、賑やかな場所で補聴器をつけるとどんなふうに聞こえるのでしょうか?
大切な声と音をしっかりと届けてくれる補聴器の基本的な機能をご紹介します。
「言葉」をはっきり届けてくれる
補聴器には、周囲の雑音を抑え、話し相手の「言葉」をはっきりと耳に届けてくれる機能があります。たとえば人が多く集まる場所では横や後ろの声が邪魔をして相手の声が聞き取りにくくなってしまうことがありますが、前方の音を優先して聴きやすくする機能を持った補聴器もあるので、賑やかな場所でも会話をスムーズに楽しむことが出来ます。
テレビや電話は、いい音でより楽しく
補聴器をテレビや携帯電話とワイヤレス(無線)でつなげることで、テレビや携帯電話の音を直接耳に届けることができます。家族と一緒にテレビを楽しむときも、補聴器をつけたまま好きなボリュームに設定して高音質の音を聞くことができます。また、携帯電話の音声もより明瞭になり、快適に会話をすることができます。
※テレビの音を直接補聴器に届ける場合は専用のアクセサリー(機械)が必要となります。
どんな人であっても、年齢を重ねることによって聴力が少しずつ衰えていきます。
聴力の衰えは、少しずつ進行していくことが多いため、自分ではなかなか気づきにくく、ご家族や周りの方々が先に気付くこともあります。
スムーズに会話が
できていますか?
車や自転車に
気づいていますか?
電話や玄関チャイムに
気づかないことも
補聴器は、単に音を大きくする機器ではなく、聞き取りやすくするために音を調整・加工して届ける医療機器です。そのため、これまで耳で自然に聞いていた「生の音」とは少し違って感じられることがあります。使い始めは違和感を覚える方もいらっしゃいますが、脳が新しい音に少しずつ慣れていくことで、会話や生活音がより理解しやすくなっていきます。多くの方が数週間から数か月かけて快適に使えるようになりますので、焦らず段階的に慣れていくことが大切です。専門スタッフが調整とサポートを行いながら、聞こえの改善をお手伝いします。
集音機と補聴器の違い
集音機は、まわりの音をまとめて大きくする機械です。会話だけでなく雑音も一緒に大きくなるため、聞きたい声が聞き取りにくいことがあります。補聴器は、聞こえの状態に合わせて音を調整する管理医療機器で、会話を聞き取りやすくするためのものです。聞こえに不安がある方には、まず補聴器の相談がおすすめです。
補聴器は「管理医療機器」です
補聴器という名称が使用できるのは、メーカーが厚生労働省に申請し、正式に医療機器として認定されている製品だけです。補聴器は薬機法で定められた管理医療機器として指定されているため、効果や安全性について一定の基準をクリアし製品ごとに正式な認定を受けなければ、製造販売ができない事となっております。
加齢による聴力低下について
(老人性難聴)
年齢を重ねることや、大きな音にさらされることで、内耳にある蝸牛の細かい有毛細胞の動きが損なわれてしまいます。これが加齢による聴力低下の原因であり、難聴で最も多い老人性難聴といわれています。
治療は難しく補聴器で聴力を補うのが有効な手段です。効果には個人差があります。
耳の構造と難聴の種類
補聴器を装用する前に、ご本人はもちろん周りの方にも知っておいてほしいことがあります。
難聴の種類は大別すると、「伝音性難聴」「感音性難聴」「混合性難聴」の3種類あります。
中耳炎や鼓膜の損傷などによる、外耳から中耳にかけての障害が原因です。医学的な治療が可能とされています。
内耳や蝸牛神経などの感音器の障害が原因です。加齢とともに聞こえにくくなる老人性難聴や、長時間騒音下にいることが原因で起きる騒音性難聴が代表例です。一般的に医学的な治療による聴力の改善は難しいとされています。
伝音性難聴と感音性難聴を併発した場合に起きる難聴の症状です。症状も両方の特性を併せ持ちます。高度の難聴になるケースが非常に多い症状です。
聞こえでお困りの際は、
まずはお近くの耳鼻咽喉科に
ご相談ください。