シニア世代におすすめニコンレンズコーティング

眼の中でレンズの役割を担う器官「水晶体」は、網膜に画像がキレイに表示されるよう光を調節し「網膜」へと届けます。
水晶体が厚くなったり薄くなったりしてピントを調節していますが、40歳を過ぎると柔軟性が下がって、ピントを合わせる力（調節力）が弱くなり、この状態が老眼と呼ばれる状態です。
歳を重ねると、ピントを合わせる力が弱まるだけではなく、水晶体が濁ったり黄変したりするため、水晶体に入る光も少なくなってきます。眼の中の網膜まで達する光の量が減少するので、光に対する感度が落ちてきます。

水晶体が加齢とともに変化するため、光に対する感度は年齢とともに落ち、60代の人は20代の人の1/3になるといわれています。しかし、実生活では脳が補正しているため、視界が1/3の暗さになってるわけではありません。
例えば室内照明の場合、高齢者は若者層に比べ1.5倍の明るさが必要になるといわれています。光の感度が下がりつるあるシニア世代は、うす暗い所は若い世代よりも見えにくいのが現状です。

人間の眼は暗いところでは赤い色の認識力が低下します。そのため赤色がくすんで見え、鮮やかさがなくなり、視界全体に影響を及ぼし、逆に青色が目立つように見えます。このことをプルキンエ現状といわれています。
夕方にあたりがうす暗くなると、眼の状態が暗い視界に対応していくため、日中は鮮やかに見えていた赤色がくすんで見えるようになるのです。

レンズコーティングの効果があるかどうか、お店で確認することができます。「見え方体験テスト」でぜひ体感してみてください。
また、トータルアイ検査をすれば、視力だけではなく、利き目や今の眼の状態をさらに詳しく知ることも可能です。 ぜひお気軽にお問い合わせください。

※視機能の低下が大きい場合や、すでにお使いのレンズで明るさが確保されている場合は、コーティング加工の効果が実感できない場合もございます。