鍼灸師が教える。自分でできる「美眼」ツボ刺激法|眼鏡(めがね)、コンタクトレンズ、補聴器販売のメガネスーパー

鍼灸師が教える。自分でできる「美眼」ツボ刺激法

ビジネスパーソンに多い疲れ目の原因とは!?

さらに目の疲労を改善するため、目から頭部に向かってアプローチします。母指球を使って、左右の目尻からこめかみまでゆっくりと皮ふを持ち上げるイメージで押します。5秒ずつ×3押しほど。

鍼灸師

母指球(ぼしきゅう・手の親指の付け根のふくらみ)でじんわり刺激を。

眉をつまむ

まぶたの皮ふにゆっくりと働きかけます。
左右の眉頭から眉尻に向かって、眉をつまみながら移動します。ひとつまみ5秒ずつ×3回ほど。

鍼灸師

親指で眉を押し上げながら、じーんとした痛みや違和感がある場所を意識して押す。 目の上の皮ふがリフトアップするようつまむと効果的。

耳の後ろのツボを押す

皮ふを潤わせる効果があるツボ「ろ息(そく)」を、ひと押し5秒×3回、ゆっくりと刺激します。

鍼灸師

ツボ「ろ息(そく)」。耳の輪郭に沿った曲線上で、上から3分の1あたり。痛みや違和感がある部分を探る。左右にある。

仕上げに、洗顔後や入浴後に、コットンにたっぷりとしみこませた化粧水で、目の周囲を1分ほどパックしましょう。ただし、コットンが渇くと逆効果なので、早めに取りはずします。男性にもぜひお勧めしたい方法です。

また、40度前後のお湯に浸したり、電子レンジ(500w)で1分ほど温めたタオルでホットパックを作り、目や顔全体にかぶせても保湿効果があります。

「最後に『保湿仕上げ』をすると、小じわの改善が望めます。いずれも短時間でできますので、継続して行いましょう。
特にツボ押しは、オフィスや通勤電車、また、バスタイムやテレビを見ているときなど、ちょっとした時間にいつでも実践してください」と高田先生。

筆者は取材の日から、朝昼晩と気付いたときに常々、実践しています。目の周囲をツボ押しした瞬間に視界が明るくなるような気がするのです。
また、「バスタイムにツボ押しをして、入浴後に化粧水パック、寝る前にホットパック」をしたときは、目尻だけでなく、顔の肌全体が元気を取り戻すように思います。 この「自分でできる目の疲れ改善+目尻小じわのケア」、老若男女を問わずにお勧めできます。

泉岡利於氏

取材協力・監修:高田香菜子氏

鍼灸(しんきゅう)師

「美は健康な体から!」をモットーに、心身の健康面を重視しながら、
顔のたるみのリフトアップ、くすみやしわ改善など、美容鍼灸、
トリートメントなどを施術する。

太子橋鍼灸整骨院で施術中。
大阪府守口市京阪本通1-3-10

TEL: 06-7176-6289

地下鉄谷町線・今里筋線太子橋今市駅から徒歩1分

http://www.taisibasi.com/

取材・文 岩田なつき/ユンブル