老眼だけじゃない、眼の老化に伴う症状と対策
年齢を重ねていくと老眼を気に掛ける人は多いですが、眼の病気にかかるリスクが高まることをご存じですか?
そこで今回は、「老化に伴う眼の症状と自己チェックシート」と「眼を守るための食生活やケア方法」をご紹介します。
老化に伴う眼の三大疾病
◆白内障
白内障とは、眼の水晶体が白く濁ってしまう病気です。視界がかすむ、まぶしい、視力が低下するといった症状を伴います。初期段階では点眼液で進行を遅らせ、症状を軽くできることがあるほか、眼内レンズという人工の水晶体と取り替える治療法があります。
◆緑内障
緑内障は、眼圧が上がり視神経が障害を受ける病気です。日本では視力障害の原因第1位となっています。自覚症状がないまま進行することが多いので、眼科で定期検診を受けるとよいでしょう。
◆加齢黄斑変性
加齢黄斑変性は、見るために重要な黄斑に障害が起きる病気です。欧米では失明の主な原因として知られ、日本でも増えています。不治の病とされていましたが、手術やレーザー、投薬などの治療ができるようになりました。
酷使やアイケア不足による眼の症状
老眼が気になる世代になると、眼の疲れやドライアイに悩む人も増えてくるようです。眼への負担を放置していると、眼の病気や身体全体の不調にもつながりかねないので、気をつけたいものです。
◆VDT症候群
VDT症候群とは、パソコンなどを長く見続けることで起きる病気です。スマートフォンが生活に欠かせなくなり、仕事以外でも画面を見る機会が増えた今、眼への負担を減らしてケアすることが求められます。
◆ドライアイ
ドライアイは、涙の量が減り、眼が乾燥する状態を指します。エアコンによる空気の乾燥、パソコンを見つめてまばたきが減る、コンタクトレンズの長時間装用やストレスなどが原因です。角膜炎になることもあるので、点眼液をさしたり、眼科医の診察を受けるなど注意が必要です。
眼に良い食品と栄養素
眼に良い食事を心掛けることもアイケアのひとつです。主食、副菜、主菜、果物、乳製品の5つをバランスよく摂りつつ、眼に良い食品・栄養素をプラスしてみませんか?
眼の疲れはメガネで改善
老眼などによる眼の疲れは、ライフスタイルに合ったメガネやコンタクトレンズを使って改善しましょう。
仕事や趣味の内容、パソコンに向かう姿勢や距離などに合わせてメガネを選べば、眼の疲れを減らすことができるのです。
気軽に相談できて、最適なメガネを提案してくれる専門店を見つければ、眼の強い味方になるでしょう。
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