近視でも老眼になる!意外と知らない老眼

 

 

□老眼(老視)Q&A

 

Q1.老眼は何歳くらいから始まりますか?

A1. 手元が見辛くなるということであれば40代くらいが一般的ですが、近視の方で自覚がなく60代くらいになって老眼になったと言われる方もいらっしゃいます。 老眼を目の調節力の低下とすれば10代から衰えは始まっています。

 

Q2.近視の人は老眼にならないっていうのは本当ですか?

A2. 近視の人でも老眼になります。但し弱度の近視の方であれば、老眼になっても裸眼でものを見ることが出来るため。気付かないということがあります。

 

Q3.老眼は何歳位まで進みますか?

A3. 個人差はありますが、65歳程度で進行は止まると言われています。

 

Q4.既製品の老眼鏡は眼に良くないのですか?

A4. 既製品の老眼鏡が必ずしも眼に悪いということはありません。但し眼を測定して作る眼鏡と違い眼とレンズの焦点の位置を合わせていないので長時間の使用は眼に負担をかける可能性があります。

 

Q5.遠視や眼のいい人は老眼になりやすいのですか?

A5. 近視の方に比べて自覚症状を自己把握しやすいので、老眼になりやすいと思われがちですが、実際には近視の方も遠視の方も老眼の進行はあまり変わりがありません。

 

 

□老眼とは?

 

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一般的に手元の文字などが見にくくなることを老眼といい、40代をすぎたころから始まると言われていますが、実は子供の頃から少しずつ眼の老化は進んでいるのです。右図のように10歳くらいまでは10センチ程度前の本を目の前に置いても文字が読めたのに30歳になると同じ距離の文字を見ることが出来ない、これも眼の老化の1つです。老眼がよく40代からと言われるのはモノを見るときに不自然にモノを離さないと見えなくなるというのが40代という訳です。