メガネスーパーの「トータルアイ検査」では、検査を進めながら「そもそも近視とはどんな状態か」、「コンタクトレンズで言う所の度数とは?」など近視・遠視・乱視のメカニズムについても解説してくれます。単純に「あなたの視力はいくつです」と結果を言われるのではなく、自分の眼がこれまでどういう環境にあり、これからどうしていくべきなのか?までを教えてくれるため、正にトータルに眼をケアするための知識も与えてくれるのです。
例えば、上の写真に映っている画面の図は、瞳の断面図です。水色に示されている部分が、水晶体と呼ばれる眼のレンズです。この厚みを周りの筋肉が変化させることで、瞳は焦点を合わせています。その検査は何を測定し、その結果がどうであったのか?を言葉で丁寧に解説してくれるため、自分の眼にどんな問題や懸念点があるのか等、自分の眼の健康状態についてしっかりと把握する事ができ、これからの生活へ役立てる事ができます。
これまで私が受けた事のあるメガネ屋さんの検査では、店員さんに言われるがまま検査は進み、その検査が何のために行なわれ、その結果がどうであったのか?を知らぬままに終わっているという事ばかりでした。
今回最も“眼から鱗”が落ちた事は、近視で度数が「-5.50」という私の場合、眼前20cmのものは眼の筋肉は無調整で見ていられる状態という事。つまりスマホの画面など近くの物を見る時は、メガネを外したほうが眼精疲労を起こさないという事でした。宮坂さんの言葉を借りると、「近視とは、近くのものを見るのに最適な眼」。近視がどういう状態かを理解せずに、視力が落ちる=ネガティブな事と思い込んでいた自分にとって、この発想に大きな衝撃を受けたのです。
この様な眼に対する正しい知識を知らぬままメガネを常用していた私は、いかに眼の健康を損ね、頭痛や肩こりの原因を自ら作ってしまっていたか、という事が判ってしまったのです。
メガネスーパーでは単純にフレームとレンズを売るだけではなく、眼の健康や瞳のメカニズムに対する知識を与えてくれるのでした。