「トータルアイ検査」もいよいよ終盤です。これまでの検査結果を踏まえて選ばれたレンズが本当に合っているのか?実用検査です。
効き眼の検査
上の写真は「利き手・利き足」ならぬ「利き眼」を調べる検査の様子。眼にも利き眼があり、左右の視力に差が少ない場合は、利き目を優先的に調整されたメガネの方が良いとされています。
検査方法はブルーシートを使って手前の小さな窓のあるシートをできるだけ近づけ、片眼で見て、目標物が見える方を「利き眼」と判定します。私の利き眼は手と同じく右眼でしたが、人により手は右利きでも眼は左利きという事はあるため、しっかりと検査する必要があります。
調節力(眼年齢)の検査
見たいものにピントを合わせる力=調節力を調べます。小さく書かれた文字をできるだけ眼に近づけ「近すぎて見えない!」となる距離で眼の年齢を測っています。検査の結果、近くで見える限界の距離は12cmで、私の眼年齢は20歳位だということが分かりました!私は裸眼の視力が0.05しかなく、毎日PCの液晶画面に張り付いているのですが、手前の物にピントを合わせる「調節力(眼年齢)」はまだ衰えていないようです。
この調節力が衰え、段々と近くの物が見えづらくなるのが、いわゆる「老眼」です。35歳位から老眼は始まると言われています。自分が「老眼」であるという事を認めるのが嫌で、老眼に合ったメガネを掛けない事の方が、眼の負担になり、より眼の健康状態は損なわれてしまいます。しっかりと適正な検査をし、自分の調節力が今どの程度なのかを確かめる事が大切なのだそうです。