実際は、早い方では35歳くらいから老眼用レンズを使用するようになりますが、「老眼用は、もっと高齢になってからだと思っていた」という声がよく聞かれます。ここでは、老眼のコア世代の方々が「眼」や「老眼」に対してどのような認識を持ってい るのか調査した結果をご紹介します。
50代以上の30~40%が「老眼」について「知らなかった」と回答。
下のグラフは、35歳以上から60歳代を対象に「眼の基本的な機能」「老眼のメカニズム」「老眼の進行」についての認識について調査した結果です。年齢が上がるに伴って「知っていた」「ある程度は知っていた」という回答が増えてはいますが、50代以上の30~40%の方が「あまり知らなかった」あるいは「全く知らなかった」と答えています。「老眼」の放置は眼の負担増につながり、身体全体の健康に影響を与え、生活の質を左右する課題であるにもかかわらず、多くの方が無関心なまま、その時期を迎えているようです。社会の高齢化と医療費負担増が進むなかで「眼」と「老眼」について学び、「老眼対策」に取り組むことは、もはや個人のみならず、社会レベルの課題といえるかもしれません。

2014年4月 メガネスーパー調べ
40代以上の40~50%が「眼精疲労」について「知らなかった」と回答。
慢性的な「眼精疲労」は眼の老化を早めるばかりか、身体のさまざまな不調につながる原因にもなりかねません。ところが、こちらのグラフでは、40代以上の約半数の方が、「眼への負担」や「眼精疲労」についても「あまり知らなかった」あるいは「全く知らなかった」と回答していることが分かります。一方、スマホやパソコンなどの多用、紫外線の影響などで眼への負担が増加するなかで、特にポスト「老眼世代」の眼精疲労の予防や対処法はますます重要になってきています。私たちメガネスーパーは、今後このニュースレターを通じて、みなさまからの眼のお悩みにお答えすると共に、眼の健康寿命対策のためのアイケアに関する情報を積極的に発信していきたいと考えています。

2014年4月 メガネスーパー調べ