コンタクトレンズのケア方法
コンタクトレンズを快適に使い続け、クリアな視界を保つためには、毎日の正しいケアが欠かせません。レンズに付着した汚れや雑菌をそのままにすると、目の不快感やトラブルの原因になる可能性があります。
しかし、コンタクトレンズのケア用品には、洗浄液・保存液・こすり洗い用用品などさまざまな種類があり、「どれを選べばよいのかわからない」「正しい使い方を知りたい」と悩む方も少なくありません。
この記事では、コンタクトレンズのケア用品の種類や特徴、正しい選び方・使い方について詳しく解説します。ご自身のコンタクトレンズに合ったケア用品を正しく使用し、目の健康を守りながら快適なレンズライフを送りましょう。
ケアをする前に
- 必ず石鹸で手を洗ってから行ってください
- レンズを傷つけないために爪を短く切っておきましょう
- 商品によって洗浄方法が異なる場合がございます。必ず説明書に従って消毒・中和・保存をしてください
ケア用品の選び方
コンタクトレンズのケア用品を選ぶ際は、まず使用しているレンズの種類を確認しましょう。ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズでは、適したケア方法や使用できるケア用品が異なります。誤ったケア用品を使用すると、レンズの性能を損なったり、目のトラブルにつながったりする可能性があります。
初めて2週間交換タイプ(2week)や1か月交換タイプ(1month)のコンタクトレンズを使用する方
→ つけ置きタイプがおすすめ
専用ケースにレンズを入れて保存するだけでケアができるため、毎日のケアを簡単に続けやすいのが特徴です。
ケア用品の価格をできるだけ抑えたい方
→ MPS(マルチ・パーパス・ソリューション)タイプがおすすめ
1本で洗浄・すすぎ・保存・消毒まで行えるため、コストを抑えながら日常的なケアができます。ただし、こすり洗いを正しく行うことが大切です。
MPSタイプを使用していて、レンズのゴロゴロ感や装用時の違和感が気になる方
→ つけ置きタイプを試してみるのも選択肢のひとつです。
レンズの汚れや使用環境によっては、より高い洗浄・消毒効果が期待でき、快適な装用感につながる場合があります。
ソフトコンタクトレンズ用のケア用品には、MPS(マルチ・パーパス・ソリューション)タイプ、過酸化水素タイプ、ポビドンヨードタイプなどがあります。ご自身の使用しているレンズやライフスタイルに合ったケア用品を選び、正しい方法でお手入れを行いましょう。
ソフトコンタクトレンズのケア方法
つけ置きタイプ
ポピドンヨードタイプ
ポビドンヨードタイプのケア用品は、細菌や真菌、アカントアメーバ、ウイルスなどを99.9%消毒する、高い消毒効果が特徴です。
使用方法は、専用のケースにコンタクトレンズと消毒液を入れて一定時間保存するだけ。製品によっては中和時間が4時間と、他のつけ置きタイプと比べて短いものもあり、忙しい方でも使いやすい点が特徴です。液剤でレンズをすすぐことができるため、別途すすぎ液を用意する必要がなく、手軽にケアできます。こすり洗いなどの手間が少なく、簡単にコンタクトレンズをケアできるため、毎日のケアを負担に感じる方にもおすすめです。
カラコンにも使用できるつけ置きタイプのケア用品です。使用する際は、国の正式な認可を受けたカラーコンタクトレンズであることを確認してください。「経過措置届出品」と記載されたカラーレンズは認可を受けていないため、本製品は使用できません。
※すべての菌やウイルスを完全に除去するものではありません。使用方法や対象レンズについては、必ず製品の添付文書をご確認ください。

過酸化水素タイプ
過酸化水素タイプのケア用品は、ソフトコンタクトレンズに使用できるつけ置きタイプの洗浄・消毒用品です。過酸化水素の力でレンズを清潔に保ち、高い消毒効果が期待できます。
使用方法は、専用のケースにコンタクトレンズと消毒液を入れ、製品ごとに定められた時間(目安として6時間)保存するだけ。こすり洗いの手間が少なく、毎日のコンタクトレンズケアを簡単に行える点が特徴です。
レンズのこすり洗いやすすぎを行う場合は、必ずソフトコンタクトレンズ専用のすすぎ液(別売)を使用してください。
なお、一部のカラーコンタクトレンズには使用できない場合があります。カラーレンズを使用する場合は、必ず各レンズおよび各製品の添付文書を確認し、使用可能かどうかをご確認ください。

こすり洗いタイプ
MPS(マルチ・パーパス・ソリューション)タイプ
MPS(マルチ・パーパス・ソリューション)タイプは、1本でコンタクトレンズの洗浄・すすぎ・保存・消毒まで行えるオールインワンタイプのケア用品です。毎日のコンタクトレンズケアを手頃な価格で続けたい方に適しています。
使用時は、レンズを指で表裏20回ずつを目安にこすり洗いすることが必要です。こすり洗いによってレンズ表面に付着した汚れや微生物を物理的に除去し、消毒効果を高めることができます。つけ置きタイプのケア用品と比べて洗浄方法に手間はかかりますが、正しく使用することでレンズを清潔に保つことができます。
また、MPSタイプのケア用品にはカラーコンタクトレンズに対応した製品もあります。使用する際は、必ず各製品の添付文書を確認し、使用可能なレンズかどうかを確認してください。
快適で安全なコンタクトレンズ使用のために、製品ごとの使用方法を守り、毎日の正しいケアを行いましょう。

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ハードコンタクトレンズのケア方法
ハードコンタクトレンズ用のケア用品には、洗浄液・保存液・洗浄保存液などさまざまな種類があります。製品によって使用方法やケアの手順が異なるため、ご使用のレンズに適したケア用品を選ぶことが重要です。
使用時は、レンズを専用の洗浄液でこすり洗いし、表面の汚れをしっかり落としてから保存してください。毎日のケアを正しく行うことで、レンズの汚れやくもりを防ぎ、快適な装用感を維持することにつながります。
また、ハードコンタクトレンズはソフトコンタクトレンズとは使用できるケア用品が異なります。誤った製品を使用すると、レンズの劣化や目のトラブルにつながる可能性があるため、必ずレンズやケア用品の添付文書を確認し、正しい方法でお手入れを行いましょう。

ケアに関するQ&A
- Q. コンタクトレンズケースはどのように洗えば良いですか?
- A. コンタクトレンズを取り出した後は、毎回レンズケースのお手入れを行うことが大切です。
使用済みの保存液は毎回捨て、レンズケースの内側・外側・フタ部分を流水、またはMPSタイプのケア用品でよく洗いましょう。洗浄後は水気を切り、フタを開けた状態で、風通しのよい清潔な場所で自然乾燥させてください。
布やティッシュで拭くと、繊維や雑菌が付着する可能性があるため、自然乾燥がおすすめです。また、洗剤や石けんは成分が残り、コンタクトレンズに影響を与える可能性があるため使用は避けましょう。
- Q. コンタクトレンズケースはどのくらいの頻度で交換すれば良いですか?
- A. レンズケースは、定期的に新しいものへ交換する必要があります。
使用しているコンタクトレンズの種類やケースの状態によって異なりますが、交換頻度の目安は、ソフトコンタクトレンズ用ケースでは1.5~3か月に1回、ハードコンタクトレンズ用ケースでは半年に1回程度です。
レンズケースは毎日洗浄していても、細かな傷や汚れが蓄積することがあります。汚れたケースを使い続けると、レンズの汚染や目のトラブルにつながる可能性があるため、定期的な交換を心がけましょう。
- Q. コンタクトレンズを使用しない日も、レンズは洗う必要がありますか?
- A. はい。2週間交換タイプや1か月交換タイプなどの再使用するコンタクトレンズは、使用しない日でも正しくケアすることが大切です。
使用後のレンズには、涙に含まれるたんぱく質や脂質などの汚れが付着しています。汚れたまま保存すると、レンズの劣化や目のトラブルにつながる可能性があるため、使用後は必ず洗浄・消毒を行い、清潔な状態で保管しましょう。ケア方法はレンズの種類や使用するケア用品によって異なるため、製品の添付文書や眼科医の指示に従って正しくお手入れしてください。
- Q. コンタクトレンズのケアは毎日必要ですか?
- A. はい。コンタクトレンズを安全で快適に使用するためには、毎日のケアが必要です。レンズには、使用中に涙に含まれるたんぱく質や脂質、ほこりなどの汚れが付着します。汚れが残ったまま使用すると、装用感の低下や目のトラブルにつながる可能性があるため、正しい方法でケアを行いましょう。
- Q. 水道水でコンタクトレンズを洗っても大丈夫ですか?
- A. いいえ。コンタクトレンズの洗浄や保存に水道水を使用することは避けてください。水道水には微生物が含まれている可能性があり、目のトラブルの原因になることがあります。必ずレンズに適した専用のケア用品を使用してください。
- Q. こすり洗いは必要ですか?
- A. ケア用品の種類によって異なりますが、こすり洗いが必要な製品では必ず行ってください。レンズ表面の汚れや微生物を取り除くために、指でやさしくこすり洗いすることで洗浄効果を高めることができます。製品ごとの使用方法を確認し、正しくケアしましょう。
- Q. 使用期限を過ぎたケア用品は使えますか?
- A. 使用期限を過ぎたケア用品は使用しないでください。十分な洗浄・消毒効果が得られない可能性があるため、開封後の使用期間や保管方法も製品の指示に従うことが大切です。
- Q. コンタクトレンズのケースも交換が必要ですか?
- A. はい。レンズケースも定期的なお手入れと交換が必要です。ケースを清潔に保たないと、汚れや細菌が繁殖する可能性があります。使用後はケースを洗浄し、乾燥させるなど、製品の説明に従って管理しましょう。
- Q. ケア用品を変えるときに注意することはありますか?
- A. 使用しているコンタクトレンズに適した製品か確認することが大切です。特にカラーコンタクトレンズや特殊なレンズを使用している場合は、使用可能なケア用品かどうかを添付文書などで確認してください。
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