冬は日差しが弱く、眩しくないから、サングラスは必要ない…。そんな都市伝説めいたウワサがありますが、これは間違い。冬の日差しにも眼に有害な紫外線は多く含まれており、サングラスによる対策は有効です。今回はLINEアンケートを通じて冬のサングラスの使用状況について調査しました。
夏にサングラスをかける人は約半数。しかし冬にサングラスをかける人は約3割
今回の調査では、夏にサングラスをする人(グラフA)が約半数にのぼるのに対して、冬にサングラスをかける人(グラフB)はとどまっていることが分かりました。
しかし、アンケート対象者の大半となる93%が「紫外線が眼に悪影響を及ぼすことを知っている」(グラフC)と答えています。また、夏はサングラスをかけるが、冬はかけないという人は「眩しくない」「(冬にサングラスをかけるのが)はずかしい」「冬にUV対策は不要だ」という理由を挙げています。
これらの調査結果から「生活者の多くは紫外線が眼に悪影響を及ぼすことを知っているが、紫外線に対する正しい知識を持ち、適切な対策を行っている人はけっして多くない」ということが考えられます。
冬もUVカットが施されたメガネ・サングラスによる紫外線対策は重要です
冬は夏ほど眩しくないし、日差しも弱まるので、サングラスをかけるほどではない…という方はまだまだ少なくないようです。しかし、冬は日差しが弱い分、意外と長時間にわたって紫外線を浴びてしまいがち。
また、夏よりも太陽高度が低いため、眼に紫外線を直接受けやすいのです、眼から入った紫外線は、眼の老化を早めてしまい、視力低下や眼の疾病の原因にもることはもとより、肌のシミやソバカスの原因になることもあります。
油断しがちな冬こそ、UVカットを施したサングラスやメガネ、また、帽子や手袋、ストールなども併用して万全の紫外線対策に努めましょう。