プラモデル製作を職業とするプロモデラーをはじめ、プラモデル講座の講師、専門情報誌での執筆活動などを行うリョータさん。ユニークな仕事スタイルの中での視環境についてお話をうかがうと共に、メガネスーパーのトータルアイ検査を経てオーダーメイドのメガネを体験していただきました。
新しいメガネに変えて衝撃を受けたのは、今までも見えていたつもりが、実はボケていたのに気付いたことです。
プロモデラー:リョータ(山田良太)さん
1977年生まれ。ホビージャパン誌「2005年 全日本オラザクコンテスト」大賞受賞。キャラクターモデル製作の代行(プロモデラー)。模型製作会「プラモつくろーぜ会」主催。NHK文化センター講座「プラモデルをつくろう」講師。星槎名古屋中学校課外授業講師。サーラプラザ蒲郡にてプラモデル講座講師。その他、各種イベントでの製作実演や講習、イベント開催、各種メディアでの執筆など。
※写真のメガネ:レンズは“MEKARA…メカラ”、フレームは“Betapla Premium…ベータプラプレミアム”(カラー:マット黒)
Q.初めてプラモデルを作ったのは?
おそらく2、3歳頃です。最初は、駄菓子屋さんの小さな玩具や、お菓子のおまけなどを組み立てるのが楽しくて。4歳くらいになると、もうガンプラ(ガンダムのプラモデル)を作るようになっていた気がしますね。今もその延長線で、好きな事がそのまま仕事になっている感じなんです。
Q.メガネをかけるようになったのは?
中1の頃、急に近くが見えにくくなって、近視用のメガネをかけるようになりました。今は、作業をする時はメガネ、人前で話す仕事の時はコンタクトレンズと使い分けています。
Q.眼をよく使う職業のようですが?
眼はかなり酷使しているかもしれませんね。プロモデラーというのは、市販のプラスティックのキャラクターモデルキットを使い、クライアント(依頼者)の要望に、製作者なりの表現を加えて作品をつくりあげる職業をいいます。近年では、とくに精巧さや美術的なクオリティも求められていて、顕微鏡を使って彩色するモデラーもいるくらい緻密な手仕事なんです。私は顕微鏡は使っていませんが、顔などは非常に至近距離で細かく描き込みますし、引きで全体像を見ながらエアブラシをかけたりもします。見せることが勝負の仕事ですから、見る人が見えないレベルまで見る能力が、プロモデラーに必須の資質といえるかもしれません。そういう意味でも眼は非常に重要な要素ですね。
Q.新しいメガネの使い心地はいかがですか?
最近まで、作業をする時は近視用のメガネ、人前で話す仕事の時はコンタクトレンズと使い分けていましたが、新しいメガネに変えてからメガネをかける頻度が増えましたね。今までのメガネも十分見えていたつもりだったのですが、今かけてみると、近くがボケるし、焦点を合わせるのにすごく時間がかかることに気付いて衝撃を受けています。こんなに見えていなかったのかって(笑)。
今回、単焦点から累進レンズの間くらいで、下のほうが少し緩めで近くがラクに見えるレンズにしていただいたのですが、よく見えるだけでなく、非常に眼がラクになりました。また、レンズだけでなく、掛け心地も良いですね。今までレンズにまつ毛が当たるのが気になったり、ツルが痛かったりしたのも解消して、フレームやフィッティングも大切だとつくづく実感しました。