特集:新生活のメガネ選びのために、知っておきたい眼の検査の重要性 | メガネスーパー

眼の健康寿命を、延ばす。

アイケア研究所レポート VOL.14

2017年3月28日発行

特集:新生活のメガネ選びのために、知っておきたい眼の検査の重要性

最適なメガネ選びは、まず、正しい検査から始まります。最適なメガネを選ぶために、最も重要な眼の検査について学びましょう。

⑥色覚特性とロービジョン

色覚特性が再び注目されてきた理由とは

色覚特性(いわゆる色盲・色弱)」とは、多数派は、赤100:緑100:青100の割合でバランスよく色を感じるものが、赤60:緑100:青100というように色の感度がアンバランスな状態にある眼の特性です。こうした色覚特性を持つ方は、日本では男性で20人に1人、女性は500人に1人存在するといわれています。

2003年度から小学校の健康診断で義務付けられていた色覚検査が廃止され、現在では個人の任意で受ける検査となっています。しかし、これによって本人や家族が色覚特性を認識する機会がなくなり、学校や職場、さまざまな生活場面で色の識別が必要になり、困難が生じるケースも増え、再び色覚検査の必要が見直されてきているのです。

色覚検査してみよう!
色覚検査 色覚検査 2つの図の中にそれぞれ数字が見えますか?
読めない、または読むのに大変な苦労が強いられる場合は、色覚特性の可能性があるため、精密検査をお勧めします。

色覚特性の方が日常生活の中で困ること

厚生労働省においては、社員の採用時に色覚特性の方に対して、根拠のない採用制限を行わないよう指導しているといいます。しかし、色の識別が必要な職業もあり、本人や家族が色覚特性を知らないために、対応が遅れてしまう可能性もあるのも事実です。

自衛隊や警察関連、航空会社、調理師専門学校などの一部の学校では入学を制限されることがあるほか、デザイン関係や飲食関係など微妙な色の識別が必要な職種では就職できないケースもあります。

また、就職は出来ても、就業中に色を識別することが必要になり、困難が生じるケースも少なくありません。まず、自分がどんな色が見えにくいかを自覚し、色の誤りをしないよう、予め対策を講じておくことが大切です。

多数派の見え方と少数派の見え方
<紅葉と神社の風景>
<紅葉と神社の風景> <焼肉を焼いてるところ> 焼肉を焼いてるところ

色覚特性の98.2%の方が補正可能な「ネオ・ダルトンレンズ」

色覚特性の98.2%の方が補正可能な色覚補正レンズ「ネオ・ダルトンレンズ」は、現在、2万人以上から利用されています。色覚補正レンズとは、光干渉法により感度の強すぎる色の光をカットし、それぞれに適したフィルターを製作し、メガネとして使用するものです。

メガネスーパーでも「ネオ・ダルトンレンズ」を取り扱っており、すでに多くのお客様が日常生活の困難を克服し、喜びの声が寄せられています。

ネオ・ダルトンレンズ

子どものロービジョンと大人のロービジョンの違い

子どものロービジョン(弱視)とは、先天性の器質的な障害や疾病のほか、8歳くらいまでに、眼の中では見えている 鮮明な像が脳と結ばれないことによって、視覚中枢の発達神経が妨げられ、視力が出にくい状態となり、メガネなどで矯正しても思うように改善されないことをいいます。

一方で、たとえ裸眼視力が0.1以下であっても、メガネで矯正して視力が1.0以上出る場合は弱視とはいいません。よく転んだりモノにぶつかる、遠くを見る時に眼を細める、集中力がなく飽きっぽい、片方の眼を閉じて見る…などの子どもの行動が見られたら、視力低下のサインかもしれません。1日も早く眼の検査を受けさせましょう。早期発見・早期治療をすれば、視力発達のための処置をとることができます。

一方、大人のロービジョンは、緑内障、糖尿病性網膜症、網膜色素変性症、加齢黄斑変性、網膜剥離などの病気や合併疾病によるもので、日本人に多い失明原因ともなっています。しかも、これらの病気は自覚症状がほとんどないため、長年放置した末に失明に至ることも珍しくありません。なかでも失明原因1位の「緑内障」は、統計では40才以上の人の30人に1人の割合で発病し、8割の人は緑内障が未発見のまま放置されているといいます。

早期に発見すれば、失明を回避できる可能性は高くなるので、毎年、この時期に必ず検査すると決めておくのも良いでしょう。

子どものロービジョンは自覚できないケースが多いため、小さな異変も見逃せない
子どものロービジョン

大人のロービジョンは眼の病気や合併疾病が多く、年齢が上がるとリスクも増大する
大人のロービジョン

身体障害者手帳の取得とロービジョンケアの補助用具購入の申請

ロービジョンの方が、たとえわずかでも残された視機能を最大限に活用し、可能な限り自立した快適な生活を送るための「ロービジョンケア」をサポートする制度があります。

まず、視覚障害者等級表を基準とした視力・視野の程度によって、視覚障害が認定されると「身体障害者手帳」が交付されます。そして下記の要領で、手続きを行います。

(1)市区町村で、「身体障害者診断書・意見書」と「身体障害者手帳交付等申請(届出)書」をもらう。
(2)病院に「身体障害者診断書・意見書」を提出し書類に記入をしてもらう。
(3)書類が揃ったら、市区町村の申請窓ロヘ提出。認定後、身体障害者手帳が交付される。

そして、視覚障害者の認定を受け、身体障害者手帳が交付されると、補助用具の購入時の補助をはじめとする自治体等のサポート制度を利用できます。メガネスーパーでは、安全つえ(白杖)やルーぺ、遮光眼鏡、携帯型拡大読書器などロービジョンケアの補助用具の品揃えも充実。いつでも気軽にご相談ください。

身体障害者手帳の取得とロービジョンケアの補助用具購入の申請 補助用具購入までの流れ

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株式会社メガネスーパー(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:星﨑尚彦、以下メガネスーパー)は、 「眼の健康寿命を延ばす」を目的としたアイケアサービスの拡充を図るべく「アイケア研究所」を発足しました。

これは、核となるミドル・シニアを中心とした約600万人の顧客と、医療従事者、そして、多様な商品・サービスを提供する取引先をネットワークし、最先端アイケアの提供を目指すアイケアカンパニー・メガネスーパーの新しい取り組みのひとつです。

この「アイケア研究所レポート」では、毎月、注目度の高いテーマを取り上げ、みなさまに役立つアイケア情報をお伝えしていきたいと考えております。