眼を酷使すれば、疲れ眼も「仕方がない」と思っていたり、
「この疲れを何とかしたい」といろいろやってみたけど…治らない、
その“疲れ眼”の原因は「合わないメガネ」を使っていることが原因かもしれませんよ。
疲れ眼・眼精疲労の解消法
まばたきを意識し、休憩をとる
眼を休めることが一番です。
まばたきをすると眼のまわりの筋肉がストレッチされるので、ドライアイ予防にもなるので意識的にまばたきをしましょう。
仕事で長時間のパソコン作業など、集中して文字や画像を追う作業が続く場合、1時間に10分程度の休憩をとって眼を休めるとよいでしょう。難しい場合、コピーとを取りに行ったり、シュレッダーに掛けるなどの眼に負担を掛けない作業をすることがおすすめです。
「遠く」を見てみましょう
眼のまわりの筋肉をほぐす動きやストレッチをすることで、疲れ眼の改善やリフレッシュにつながります。
遠くをぼんやり眺めることは眼の緊張を和らげます。 近くを見ると緊張する毛様体筋は、近くを見続けると緊張して凝り固まってしまい疲れ眼の原因に。遠くを見ることで毛様体筋がゆるむことになるので、眼の筋肉がリラックス状態になります。
蒸しタオルやホットアイマスクで眼をリフレッシュ
集中したり眼を酷使した時、眼に通常より多くの血液が送り込まれ、眼の血管が拡張し、充血や痛みなどが起こることも。その場合は冷たい水でしぼったタオルなどをのせて冷やすと、症状がやわらぎます。
逆に眠る前など休める時間には水に濡らしたタオルをしっかり絞って、電子レンジで約40秒(600w目安)加熱した蒸しタオルで眼を温める方がおすすめです。 温めることで血行が良くなり、筋肉の緊張がほぐれ、リラックスできます。市販のホットアイマスクなら携帯にも便利!また、眼の周りには交感神経から副交感神経に切り替わるスイッチがあるので、温めることでリラックスした状態にもなります。
疲れ眼をほぐす眼の体操
眼の体操は、眼の筋肉を刺激して疲れをほぐします。但し、やりすぎは禁物。心地よいと感じる程度にしておきましょう。
右のイラストのように、眼球を上下左右に動かしたり、眼をぐるぐる回したりと簡単な動きでも効果があります。
ほかにも、眼をぎゅっと強く閉じたり、パチパチまばたきをしたり、眼の上に軽く手を覆ったりという動きも、眼の疲れにおすすめです。
眼のツボマッサージ
眼の周りには、たくさんのツボがあります。指で押した時に周囲よりも少しへこみ、押すとやや痛みを感じるのがツボです。人によって位置が異なるので指で探りながら見つけましょう。眼のかすみに効く太陽、眼の奥が痛んだりかすんだりする時に効く晴明、眼の疲労感や痛みに効く攅竹等のツボを<指の腹で押す><左右同時に押す><皮膚から手を離さない><2~3クール繰り返す>というルールに従って押してください。
眼に良い食事を心がける
眼に良いとされる食品(栄養素)は沢山ありますが、それだけを摂れば良いというわけではありません。主食、副菜、主菜、乳製品、果物の5つのジャンルをバランスよく摂ることを基本とし、その上で眼に良いとされる食品を参考にして摂っていくというのが良いでしょう。
- ビタミンA
- まず、レバーや緑黄色野菜に含まれるビタミンAは、眼の粘膜を保護し、網膜の状態を良く保つ働きがあり、眼の老化防止や視力低下予防に有効といわれています。
- ビタミンB
- ビタミンB群は目薬の成分にもよく使われており、眼の疲れを良くすることで知られています。
- ビタミンC・ビタミンD
・ビタミンE - ビタミンCとビタミンEは眼の水晶体の老化予防に、ビタミンDは眼の機能の活性化に効果があるとされています。
- DHA
- ドライアイや疲れ眼の改善、視力改善に効果があると研究結果も発表されています。青魚や赤身の魚に多く含まれる栄養素です。
- アントシアニン
- 眼の神経伝達を良くする効果や、光を感じるロドブシンという物質の再合成を促す働きがあり、ブルーベリーの皮の部分に特に多く存在しています。
- ルテイン
- 緑黄色野菜に多く含まれているカロテノイド色素の一種。ルテインの抗酸化作用によって、老化によって増える活性酸素を排除するという働きがあるためと考えられています。
眼に良い栄養素と食品
※I.U.:国際単位(こくさいたんい、IU)は、薬理学で用いられる、生体に対する効力でその量を表す単位。
メガネ関連おすすめ情報