色覚多様性(特性)「かつての色盲・色弱」の色覚補助レンズ選定方法
一般的に知られてる検査方法
色覚多様性(特性)「かつての色盲・色弱」は「石原式色覚異常検査表」というチェック方法があり、広く国際的にも使われています。カラフルな大小様々な丸で描かれた見えにくい数字を読み上げるチェック方法で、色合いが違ういくつかの絵をみて判断します。
例えば、緑の見分けが苦手な人は赤と緑で書かれた数字を読むことが困難となり、どの色が苦手なのかがわかります。
色覚多様性(特性)が注目されてる現状
大人の方は学校の健康診断でチェックされ、色覚多様性(特性)「かつての色盲・色弱」と診断された方もいらっしゃるかもしれません。2003年度以降、色覚多様性(特性)のチェックは定期健康診断の必須項目から削除されたため、現時点では学校などで実施されることはありません。
色覚多様性(特性)は治療で治せるの?
色覚多様性(特性)は先天性と後天性があります。
先天性の場合、遺伝的なものとなるため現時点では有効な治療法はありません。先天性の場合は年を重ねても色覚多様性(特性)の程度は変化することはないことがほとんどです。
後天性の場合、緑内障や網膜の病気など、なにかの病気の一つの症状として、色覚に異常が現れます。合わせて視力や視野にも影響が出たりするので、元の病気が治療対象となります。
色覚タイプをチェックしてみましょう
①画面を視線に対して約90度(垂直)にしてチェックしてください。 ②画像を必ず上から順番にみてみましょう。 ③『89』とはっきり見え始めた画像の下に記載してある番号が、あなたに最も近い色覚タイプパターンです。 ※【一般】の画像から『89』がはっきり見えた方は、多くの方の見え方です。
※順番を飛ばして見ますと、チェックの結果が適正に出ない場合があります。
※①【一般】 ⇒ ②【A-1】~【A-8】タイプ ⇒ ③【B-1】~【B-4】タイプの画像があります。
※必ず最初に①【一般】の画像からご覧下さい。
※このチェックはあくまでも簡易的なものです。詳しくはご相談ください。
①見え方チェック
この画像で「89」がはっきり見えた方は、多くの方の見え方です。
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