眼の健康寿命を、延ばす。

アイケア研究所レポート VOL.10

2016年5月25日発行

特集:眼の健康と視力を守る、夏の紫外線対策!

5月から7月は、とくに紫外線が増える季節。夏の紫外線対策は、眼においても非常に重要です。 今回は、眼の紫外線対策の重要性と、年代や生活シーンに応じた眼の紫外線対策をご紹介します。

眼が日焼けすると肌が黑くなるという事実!

美容面でも眼の紫外線対策は重要だった

ご存知ですか?肌に日焼け止めクリームを塗っていても、眼が日焼けすると肌が黑くなってしまうのです(大阪市立大 医学部の研究調査による)。眼の日焼けは、目視では分かりにくいのですが、肌が紫外線で炎症を起こすのと同様、さま ざまなトラブルの原因になります。 眼の角膜や水晶体などの組織は、本来、外から入ってくる紫外線を吸収し、眼を守る役割を果たします。しかし、多量の紫外線を浴びると、角膜が炎症を起こします。そして、そのダメージはストレスとして脳に伝達され、脳はストレスホルモンを分泌します。そこで脳は、紫外線をブロックするメラニンの必要を感じ、全身の皮膚にメラニン色素を生成する よう指令を出してしまうというのです。これでは、肌の紫外 線対策は十分だったはずなのに、いつのまにか肌が黒くなっている…ということにもなりかねません。 美白を意識するなら、直接的な肌のケアだけではなく、紫外線ダメージから眼を守ることが必要不可欠です。眼が無防備なままでは、他の紫外線対策の効果も十分得られない可能 性があります。眼の健康はもちろん、美容面から見ても、眼 の紫外線対策は非常に重要なのです。

美容面でも眼の紫外線対策
眼と紫外線の影響

眼と紫外線の影響

紫外線対策は、アンチエイジング(老化対策)

また、強い紫外線を浴びて眼が日焼けすると、眼が充血したり、眩しさを感じる、眼の渇きや異物感がある、ひどくなると強い眼痛を感じるといった紫外線角膜炎を発症することが あります。また、⻑期にわたって眼の水晶体に紫外線が蓄積 されると、若年期から眼の老化が進むことによる視力低下や、通常は中高年がかかる白内障が発症しやすくなる可能性も高くなります。紫外線は、肌や眼などの「老化」を促進させる大きな原因のひとつです。紫外線から身を守ることは、アンチエイジング(老化対策)にもつながっています。

アンチエイジング

アンチエイジング

眼の日焼けを防ぐ最大の武器はサングラス

紫外線ダメージから眼を守るのに最も効果的なのは、UVカット効果のあるサングラスです。最近は、UVカットだけでなく、クルマの運転時やスポーツ時などに便利な調光レンズや偏光レンズなど、さまざまな機能を持ったレンズがあり、生活環境や用途に応じて選べます。 最近のサングラスはレンズの色も薄めで、フレームも女性らしいソフトなイメージのデザインが揃っており、サングラスが初めてという方でも抵抗なくかけていただけます。お近くのメガネスーパーにお気軽に相談ください。

トレンドのデザイン・カラーが充実したメガネスーパー・オリジナルサングラス
MSG72S-2314 ブラウン

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MSG73S-2123 パープルハーフ

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MSG74S-2432 ブラウンハーフ

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紫外線対策を怠りがちな男性も今年こそ始めよう!

男性は女性よりも紫外線ダメージが多い?

紫外線対策は、美白を気にする女性のためのもの。そんな印象を持つ男性は少なくありません。しかし、紫外線の影響 がますます懸念されるようになり、男性も紫外線対策をしっかり行うことが必要になってきました。 実は、外回りの営業やクルマの運転、工事現場などの屋外の仕事、また、アウトドアスポーツなどによって⻑時間の紫外線ダメージを受けている成人男性は非常に多いのです。ところが、日傘や帽子、日焼け止めなどの習慣がほとんどない男性は、いつも無防備な状態で紫外線に晒されています。 紫外線には、太陽から浴びる直接光をはじめ、大気中に散乱している散乱光、地表から反射される反射光があり、想像以上に紫外線を浴びているものです(右図)。日焼けしても気にしない、むしろ日焼けした男性は精悍な感じがして良い…などとお考えの方もおられるでしょう。でも、皮膚がんはもとより、老眼の促進による視力低下、白内障など眼の疾病、また、それに伴う失明のリスクも高まると聞けば、ちょっと気 になりませんか? ビジネスパーソンにとって健康管理は重要なミッションの ひとつ。かけがえのない眼の健康と視力を守るために、今年 こそ眼も含めた紫外線対策を始めましょう。

老眼の促進、白内障、失明のリスク

老眼の促進、白内障、失明のリスク

仕事で外回り中も、多方面から紫外線を浴びています

仕事で外回り中も、多方面から紫外線を浴びています

勤務中のサングラスはNGという方に

眼を紫外線ダメージから守る最大の武器は、やはり、サングラス!しかし勤務中の外回りでは、サングラスはかけられないという方も多いでしょう。そんな方には、UVカット効果 のあるメガネレンズやコンタクトレンズをおすすめします。 通常、ほとんどのメガネレンズにはUVカットのコーティングが施されていますが、UVカットの他にも眼を保護する多機 能を備えたメガネレンズがあります。 たとえば「b.u.i…ビュイ」は、透明なクリアレンズですが UVカット効果に加え、光の眩しさを和らげ、やさしい光だけを通すことによって鮮明な視野と眼の疲労の緩和に効果的な メガネレンズ。パソコンやスマホを多用する方におすすめです。また、UVカット効果のあるコンタクトレンズも増えてきています。このようなコンタクトレンズに、UVカットのサングラスを合わせれば、さらなる効果が期待できます。 また、サングラスに抵抗があるという方も、薄い色のレンズならかけやすい場合もあるでしょう。「紫外線透過率 1.0%以下」という表示のレンズであれば、紫外線を99%以上カットすることができ、サングラスの効果はやはり見逃せ ません。カジュアルなデザインのものからスポーツタイプま で、フレームもレンズも用途に合わせて選べます。

UVカットメガメ&レンズ
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UVカットレンズ
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紫外線B波99%カット
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MSG24S-1412

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MSG72S-2314 ブラウン

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夏に向けてUVカットサングラスやメガネを新調しよう!

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アイケア研究所とは

株式会社メガネスーパー(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:星﨑尚彦、以下メガネスーパー)は、 「眼の健康寿命を延ばす」を目的としたアイケアサービスの拡充を図るべく「アイケア研究所」を発足しました。

これは、核となるミドル・シニアを中心とした約600万人の顧客と、医療従事者、そして、多様な商品・サービスを提供する取引先をネットワークし、最先端アイケアの提供を目指すアイケアカンパニー・メガネスーパーの新しい取り組みのひとつです。

この「アイケア研究所レポート」では、毎月、注目度の高いテーマを取り上げ、みなさまに役立つアイケア情報をお伝えしていきたいと考えております。