アイケア研究所レポート 特別号

「第2回 目から元気にプロジェクト」目の健康寿命延伸に関する提言・情報発信を行う 有識者会議レポート

 2015年9月9日(水)、メガネスーパーと「アイケア研究所」を通じて企業や専門家が主体となった有識者会議「第2回 目から元気にプロジェクト」を開催しました。このレポートでは、アウトラインや議論の内容はもとより、今後の課題や新しいアイデアにいたるまで、いち早く本プロジェクト会議の情報をお届けします。

ディスカッション「目指すべき健康寿命の良循環」

「目育」を基軸としたアプローチ

メガネスーパーは、目にかかわる悪循環から良循環へ転換を図るために「目育」を基軸とした4つのアプローチ「①セグメント固有のコンテンツ」「②受益者との直接的・インタラクティブなコミュニケーション」「③個別の課題設定、具体的なソリューション測定結果」「④国・企業内における“公け”な制度化」を設定。

ここでも生活者からの意見や要望を収集し、以下の計画にも活かされています。

「良循環」を推進するサブコンテンツ

①セグメント固有のコンテンツ

目の問題は、①(パソコン、スマホなどの)目の負担軽減、②疾病予防、③エイジング、④(近視などの)屈折異常と4つに分類されますが、多くの生活者の抱える問題は複合的です。よって明確な分類を持ちながらも、トータルに解決策を提案・提供できる個別の商品・サービスの設計が重要です。

②受益者との直接的・インタラクティブなコミュニケーション

一般生活者を対象としたBtoCでは、老眼やUVケア、メガネの使い分けやアイケアなどについて、専門店や眼科医、製薬会社、効果を体験した生活者などが具体的なソリューションについて話す機会(セミナーなど)が求められています。

健康経営を推進する企業を対象としたBtoB(BtoE)では、人事担当者によって従業員を対象に間接的にレクチャーいただく方法もあります。

メディアでは、芸能人やキャラクターやエバンジェリスト(伝道師)による啓発活動で注目を集めることも必要でしょう。

③個別の課題設定、具体的なソリューション測定効果

生活者の多くは、メガネレンズにしても、目のサプリメントにしても、確実な効果が認められたソリューションを求めています。

このプレミアムレンズに変えたら3ヵ月後にこんな変化があったという事前のデータ提供を行うことや、購入後の効果測定のしくみを作ることも今後の課題といえます。

④国・企業内における“公け”な制度化

企業内での健康経営の推進はもとより、企業間連携によるムーブメント(企業間の競争、健康づくりのインセンティブ化、関連する商品・サービスの拡充)、国家による健康診断の義務化など、3つの階層でのアプローチを目指します。

「健康経営への取り組み」株式会社フジクラ

この記事の監修者

船津 寛之 氏

監修:船津 寛之 氏

1級眼鏡作製技能士|人材スキル開発グループ グループ長
専門領域:視力の測定・眼鏡作製・メガネに関する人材育成

1996年にメガネスーパーへ入社。約30年にわたりメガネに関する実務に携わり、これまでに20,000人以上のお客様の視力の測定を担当。
店舗での接客経験を積み、店長、エリアリーダー、統括ストアーディレクターを歴任。その後、社員教育を担う研修部門に配属され、現在は人材スキル開発グループのグループ長として、メガネに関する知識・技術の教育、人材育成に携わっている。
2024年に国家検定資格である「1級眼鏡作製技能士」を取得。長年の実務経験と専門知識を活かし、メガネスーパーの技術・接客品質を支える人材育成を担っている。

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