「第2回 眼から元気にプロジェクト」眼の健康寿命延伸に関する提言・情報発信を行う 有識者会議レポート | メガネスーパー

眼の健康寿命を、延ばす。

アイケア研究所レポート 特別号

2015年9月28日発行

「第2回 眼から元気にプロジェクト」眼の健康寿命延伸に関する提言・情報発信を行う 有識者会議レポート

 2015年9月9日(水)、メガネスーパーと「アイケア研究所」を通じて企業や専門家が主体となった有識者会議「第2回 眼から元気にプロジェクト」を開催しました。このレポートでは、アウトラインや議論の内容はもとより、今後の課題や新しいアイデアにいたるまで、いち早く本プロジェクト会議の情報をお届けします。

ディスカッション「目指すべき健康寿命の良循環」

「眼育」を基軸としたアプローチ

メガネスーパーは、眼にかかわる悪循環から良循環へ転換を図るために「眼育」を基軸とした4つのアプローチ「①セグメント固有のコンテンツ」「②受益者との直接的・インタラクティブなコミュニケーション」「③個別の課題設定、具体的なソリューション測定結果」「④国・企業内における“公け”な制度化」を設定。

ここでも生活者からの意見や要望を収集し、以下の計画にも活かされています。

「良循環」を推進するサブコンテンツ

①セグメント固有のコンテンツ

眼の問題は、①(パソコン、スマホなどの)眼の負担軽減、②疾病予防、③エイジング、④(近視などの)屈折異常と4つに分類されますが、多くの生活者の抱える問題は複合的です。よって明確な分類を持ちながらも、トータルに解決策を提案・提供できる個別の商品・サービスの設計が重要です。

②受益者との直接的・インタラクティブなコミュニケーション

一般生活者を対象としたBtoCでは、老眼やUVケア、メガネの使い分けやアイケアなどについて、専門店や眼科医、製薬会社、効果を体験した生活者などが具体的なソリューションについて話す機会(セミナーなど)が求められています。

健康経営を推進する企業を対象としたBtoB(BtoE)では、人事担当者によって従業員を対象に間接的にレクチャーいただく方法もあります。

メディアでは、芸能人やキャラクターやエバンジェリスト(伝道師)による啓発活動で注目を集めることも必要でしょう。

③個別の課題設定、具体的なソリューション測定効果

生活者の多くは、メガネレンズにしても、眼のサプリメントにしても、確実な効果が認められたソリューションを求めています。

このプレミアムレンズに変えたら3ヵ月後にこんな変化があったという事前のデータ提供を行うことや、購入後の効果測定のしくみを作ることも今後の課題といえます。

④国・企業内における“公け”な制度化

企業内での健康経営の推進はもとより、企業間連携によるムーブメント(企業間の競争、健康づくりのインセンティブ化、関連する商品・サービスの拡充)、国家による健康診断の義務化など、3つの階層でのアプローチを目指します。

「健康経営への取り組み」株式会社フジクラ

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アイケア研究所とは

株式会社メガネスーパー(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:星﨑尚彦、以下メガネスーパー)は、 「眼の健康寿命を延ばす」を目的としたアイケアサービスの拡充を図るべく「アイケア研究所」を発足しました。

これは、核となるミドル・シニアを中心とした約600万人の顧客と、医療従事者、そして、多様な商品・サービスを提供する取引先をネットワークし、最先端アイケアの提供を目指すアイケアカンパニー・メガネスーパーの新しい取り組みのひとつです。

この「アイケア研究所レポート」では、毎月、注目度の高いテーマを取り上げ、みなさまに役立つアイケア情報をお伝えしていきたいと考えております。