一般参加型フォーラム開催を目指して

フォーラムのイメージ
メガネスーパーは、来年3月に予定している第4回の会議 を一般の方や企業にも参加いただけるフォーラム形式で行うことを検討中です。これによって、アイケア研究所がアイケアの啓発系統をより確かな形にしていくことに期待しています。また、私たちの議論の延長上にある啓発活動や新しい商品・サービスの開発について宣言していくことで世の中に価値のある情報を提供できるのではないかと考えています。
このフォーラムでは、眼に関する医療関係者や事業者をはじめ、起業を目指す若手ビジネスパーソンや学生、投資家、眼の健康に関心の高い生活者など、多様なジャンルの方々にゲスト参加者として集まっていただく計画です。
そして、有識者メンバーによる講演だけでなく、ゲスト参加者の方々もプレゼンテーションや意見交換を行うことができる自由闊達なディスカッションの場にしたいと考えています。そして、このようなフォーラム開催を定例化し、アイケアの最前線で活動する方々からの情報を発信していくと同時に、多様なジャンルの方々と共に新たなアイケアの方向性を見出していくことも視野に入れています。
自分や家族の眼の悩みを解決したい、こんなアイケア商品やサービスがあれば利用したい、アイケアの未来を拓く新商品や新サービスを開発したい。メガネスーパー率いるアイケア研究所は、そんな想いを持つ沢山方々や企業との新たな出会いにワクワクしています。
フォーラム開催の先にあるもの
この「一般参加型フォーラム」の開催を次なる目標に掲げるうえで、とくに複数の参加メンバーから「フ ォーラムを単なるイベントとして終わらせず、参加者をアフターフォローするしくみが必要」という意見が 挙がりました。
- フォーラムだけではアイケアが日常化しない。受け皿としてのサービスができる、通える場所が必要
- シニアの方が日常のアイケアのために通える、また、スマホ老眼の若い層にも対応できる場所が必要
- シニアの方や健康寿命を延ばしたい方、本当にソリューションを必要とする方にアプローチするべき
- メガネをかけたことがない人は、メガネ店に最初に行くのもハードルになる。アイケア研究所のような中立的な立場で情報を提供するのは良いこと。利用した生活者の気付きでメガネを作ったり、眼科で診察を受けたりするきっかけを作るのが理想的
- ある会社が高齢者の化粧療法を手がけ、効果を上げている。基礎的な化粧をするだけで高齢者の活動性が 向上するというもの。トレーラーの中に最新鋭の眼科の設備を搭載して被災地を廻るビジョンバン(眼科治 療支援車両)的な発想で、シニアが集まる場所を廻ってメガネの洗浄や眼の検査などを行うと良い
…といったアイデアや意見が聞かれました。
これらをまとめると、フォーラム後も生活者のQOLを支援する情報やソリューションの提供が継続することが必要。そのためには、日常的に通える拠点を作る、或いは専用車でシニアの方が集まる場所を廻るなど 地域密着型の活動をさらに強化する必要があるでしょう。
有識者会議の第1回から、私たちは、生活者への情報・商品・サービスの提供について考えてきましたが、 今回の会議では、既に新しい計画が進められる中で、今日の課題がより具体的に明確に見えてきました。私たちは次回のフォーラム形式会議を目指しつつ、さまざまな課題に取り組んでいく構えです。