「第2回 眼から元気にプロジェクト」眼の健康寿命延伸に関する提言・情報発信を行う 有識者会議レポート | メガネスーパー

眼の健康寿命を、延ばす。

アイケア研究所レポート 特別号

2015年9月28日発行

「第2回 眼から元気にプロジェクト」眼の健康寿命延伸に関する提言・情報発信を行う 有識者会議レポート

 2015年9月9日(水)、メガネスーパーと「アイケア研究所」を通じて企業や専門家が主体となった有識者会議「第2回 眼から元気にプロジェクト」を開催しました。このレポートでは、アウトラインや議論の内容はもとより、今後の課題や新しいアイデアにいたるまで、いち早く本プロジェクト会議の情報をお届けします。

インサイト調査による生活者のマインド・行動の検証について

基本方針

「第2回 眼から元気にプロジェクト」の課題

生活者のマインド・行動に関するデータや成功・失敗事例を集め、 現状の課題や今後の方向性、個々のアイデアについて検証する

今回の会議では、第1回の提言に基づいて「生活者のマインド・行動に関するデータや成功・失敗事例を集め、現状の課題や今後の方向性、個々のアイデアについて検証する」という課題を設定していました。

そこでメガネスーパーは、生活者の眼の健康に対する態度・行動実態・意識の定量的傾向、背景にある本音を探るために、インターネット調査(当社顧客モニター:520名)とグループインタビュー(当社顧客モニター:15名)による生活者インサイト調査を事前に実施しました。この調査によって、第1回で示された方向性を検証し、さらに深堀を行い、今後の方向性をより明確化していくことを狙いとしました。

問1:「眼の健康」に対する知識はみんな同じ?

眼の屈折異常と老眼(エイジング)について

目の屈折異常はどの年代でも自覚されるが、老眼(エイジング)は45歳以上の課題

目の屈折異常はどの年代でも自覚されるが、老眼(エイジング)は45歳以上の課題

「眼の健康」に対する知識は実にさまざま。しかも正しい知識を持つ人は、さほど多くはないようです。

視力低下が進むと、メガネ店では原因にかかわらずメガネという解決策しか提供されないため、眼のメカニズムや予防策について知る機会はありません。

45歳以上になると老眼の症状を自覚する人は急増しますが(上グラフ参照)、不便を感じつつ何となく放置という方も少なくないのが現状です。

眼精疲労について

眼精疲労は50歳まで自覚が高まる一方、ドライアイは20代が一番多い

眼精疲労は50歳まで自覚が高まる一方、ドライアイは20代が一番多い

眼精疲労については、老眼の症状が出始める30代後半から50代に多く見られます。

しかし、単なる「疲れ」として扱われ、老眼が眼精疲労の原因となっていることに気付かない人も多く見られます。

また「目薬」も、リフレッシュのための清涼剤的なアイテムとして浸透しており、未病対策や予防に対する知識も全般的にあまり高いとはいえません。

眼の問題を4つにカテゴライズする意味

眼の問題は、4つにカテゴライズする必要がある?

眼の問題は、4つにカテゴライズする必要がある?

このように生活者の多くは、見えにくい不便さや眼の不調を感じてはいても、それがどの領域の問題なのかなど正しい知識を得られていない状態です。

メガネスーパーをはじめ、サプライ側にある事業者は、これらの眼の問題を「屈折異常」「未病」「エイジング」「疾病」と4つのカテゴリーに分類し、全体像を捉えたうえで、生活者に正しい知識や情報を提供し、適切なアイケアや予防への意識を高める必要があると考えています。

眼に対して関心の高い人は 正しい知識を得ている?

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アイケア研究所とは

株式会社メガネスーパー(本社:東京都中央区日本橋、代表取締役社長:星﨑尚彦、以下メガネスーパー)は、 「眼の健康寿命を延ばす」を目的としたアイケアサービスの拡充を図るべく「アイケア研究所」を発足しました。

これは、核となるミドル・シニアを中心とした約600万人の顧客と、医療従事者、そして、多様な商品・サービスを提供する取引先をネットワークし、最先端アイケアの提供を目指すアイケアカンパニー・メガネスーパーの新しい取り組みのひとつです。

この「アイケア研究所レポート」では、毎月、注目度の高いテーマを取り上げ、みなさまに役立つアイケア情報をお伝えしていきたいと考えております。